美容専門学校は、東京や大阪などの大都会には数多くあります。
学校でしっかり学んだ上で、仕事をしながら自分の美術を磨いていくことが大切です。学校での授業内容は、国家試験を受けるために必要となる学科授業と実習授業とがあります。昼間部であれば、合計1、400時間以上の学習が義務付けられています。
カリキュラムの違いは若干はありますが、実務の仕事をするにあたっての基礎となるものばかりと考えていいでしょう。東京でも大阪でも事情は同じです。学科授業としては関係法規があります。理美容の分野における法令や制度、国家資格を持つことの社会的責任などを学習します。
そして衛生管理も重要です。公衆衛生や感染症などの環境衛生にまつわる知識、そして消毒方法などを勉強します。皮膚や髪などを生物化学的に学ぶことも求められています。
物理や化学、へアファッションの歴史、店舗として消費者対応や、店舗を運営していく上でのマネジメント方法なども学習します。理美容器具の種類や目的を理解する技術論も大切なものとして見逃せません。
実習授業としては、カッティング、ワインディング、セッティング、ネイル、エステ、デッサン、着付け等々、かなり広い範囲の事柄を勉強することとなります。
とはいえ、実際には体験学習程度に準備されていることが大半で、基本的には国家試験の対象となる実習授業と学科授業がメインとなっています。
学校によっては海外研修制度が組まれているところもあります。大阪でも東京でもこのような制度を設けている学校があり、注目されています。